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イベント 2023.10.24

第30回ジュニア・フォレスターズ・スクール②

前回ご紹介した林業体験会報告の続きです。

午後は「ヒノキの箸づくり」からスタートしました。

ホビー用の姫カンナを使い、ヒノキの角材を自分好みの形に削っていきました。

家族で削り方を教え合ったり、出来栄えを自慢したり楽しそうに会話しながら作業を進めていました。

長めの材料で菜箸も作るお母さん方もいて、調理しやすい形に見事に仕上げていました。

いい香りの削りかすも一緒にお土産袋に入れ、「持ち帰ってお風呂に入れようか」と話していました。

続いては「丸太の輪切り体験」。

日本で一番長い折り畳み式ノコギリを使い、ヒノキを輪切りにしていきました。

通常の手鋸より引く長さが長く歯も大きめだったので、子供たちは苦労していましたが、何とか自分の力で輪切りを作ることができました。

皆の応援や拍手もあり、全員が達成感を味わいました。

次は休む間もなく「チェーンソー作業デモンストレーション」が行われました。

まず、エンジンチェーンソーと電動チェーンソーの音の大きさを説明した後で、実際に動かした途端、子供たちからは「怖い!」「うるさい!」などの叫び声が上がりました。

スタッフが、チェーンソーは危険で音が大きいので、山では必ず安全な服装とヘルメット、フェイスガード、イヤーマフ等を付けて伐採の仕事をしていることを説明すると、参加者は納得して山仕事のフルセットを着用しました。

皆さんお似合いでした♪

そして順番に疑似体験を行いました。

あいにくの雨で予定のプログラムが変更になった一日でしたが、スタッフが雨天でも楽しめる内容に工夫したため、参加者の皆さんには満足いただけたようでした。

雨の散策や木を伐る事にとても関心を寄せる感想をいただきました。

参加してくださった皆様ありがとうございました。

帰りに、片平氏からチェーンソーで作った丸太の椅子を各家族にプレゼントされました。

スタッフの皆様、一日お疲れさまでした。